業務案内

年代測定及び推定法

放射線炭素年代測定象牙の放射性炭素年代測定

プレスリリース  「象牙の放射性炭素年代測定」

■概要

パレオ・ラボでは自社所有の加速器質量分析計により象牙全形牙の放射性炭素年代を測定・報告します。

全形牙の放射性炭素年代測定法による年代測定

■キーワード

■サンプリング(象牙からの試料採取)

基本的にサンプリングは依頼者ご自身で行っていただきます。 サンプリングに必要な器具、容器、採取マニュアル等をまとめた「象牙サンプル採取キット」を送付 しますのでマニュアルに従い採取してください。

象牙サンプル採取キット

※( )内はサンプリングが2点の場合
セット内容 サンプリング1点分
マニュアル1部
アルミ箔 1枚(2枚)
チャック付きポリ袋 1枚(2枚)
ヤスリ 1本(2本)

サンプリング方法等無料でアドバイスさせて頂きます。お気軽にご相談ください。
詳しい採取方法はこちらもご参照ください。

一般財団法人自然環境研究センター "象牙全形牙の登録のため、放射性炭素年代測定をされる登録希望者のみなさまへ"

■測定

加速器質量分析計(AMS)による放射性炭素年代測定を行います。
 AMS法

■報告

暦年較正結果の図
暦年較正測定結果

得られた暦年較正測定結果から、対象の象が死んだ年代を算出し報告いたします。

 暦年較正とは

暦年較正とは、測定された14C年代から暦年代へ較正することです。
 年代値の補正および暦年代への較正
大気中の炭素14濃度は、1950年代以降の核実験の影響で急激に増加して1963-1965頃にピーク(ボムピークと呼ばれる)に達し、 その後徐々に下がってきています(図の青い曲線)。 そのため1950年から現代までの試料を測定するとボムピークを挟んで2つの年代範囲の可能性が出てきます。 高精度測定では象が生きている間成長し続ける象牙の新しい部分と数年古い部分を採取し、 炭素14濃度が増加傾向なのか下降傾向なのかを判断して年代範囲がボムピークよりも新しいか古いかを絞り込みます。

■費用

 簡易測定 83,000円(消費税別)

対象試料の1箇所からサンプリングして年代測定します。

 高精度測定 155,000円(消費税別) 

対象試料の2箇所をサンプリングし年代測定することで、簡易測定よりも正確な年代測定が可能となります。

 簡易測定  83,000円(消費税別) 

対象試料の1箇所からサンプリングして年代測定します。

 高精度測定  155,000円(消費税別) 

対象試料の2箇所をサンプリングし年代測定することで、
簡易測定よりも正確な年代測定が可能となります。

※価格改定に関するお知らせ※
この度、原材料や電力の価格高騰などに伴い、各分析単価の見直しをさせて頂くことになりました。令和5年6月1日より、改定価格で承らせて頂きます。
価格改定によりお客様にはご負担とご迷惑をおかけいたします分、より一層のサービス向上に努めてまいります。何卒、ご理解とご了承いただけますようお願い申し上げます。

■参照

自然環境研究センター"国際希少種の登録・製品認定"
環境省"象牙等はルールを守って取引しましょう!"
ご依頼は お問い合わせフォーム または下記までお願いいたします。
TEL058-391-0881(東海支店)
E-mailinfo@paleolabo.jp
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