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業務案内

ボーリング調査

●キーワード

ボーリングコア・年代測定・微化石分析・古植生・堆積環境・旧海岸線・古環境変遷史

 

●目的

古植生や堆積環境といった古環境の変遷を検討するための試料採取を目的とします。ボーリング調査によって得た試料を用いて各種の分析を行い、遺跡周辺の古環境変遷を検討します。

 

●試料

堆積物一般

 

●調査方法

ボーリング調査は、パイプを地中に打ち込み、1m毎に最大深度12m程度までの連続的な堆積物を採取できます。通常の遺跡調査では得ることのできない深度の深い堆積物を得ることができます。

装置は、東邦地下工機(株)製の電動ドロップヒッターを用いたオールコアボーリング装置を使用しま す(写真1-5)。堆積物は、直径40mm、長さ1mの透明のポリカーボネイト製チューブに採取するため、採取時に堆積物の観察が容易であり、コアの取り 扱いや保管が簡単です(写真6)。調査は、ボーリング装置の搬入・設置を行い、1日で最大12m程度のコアの採取が可能です。

採取したボーリングコアは室内に持ち帰り、堆積物の特徴記載を行い柱状図あるいは地質断面図の作成を行います。

 

●解析・考察

目的に応じて、花粉分析、プラント・オパール分析、珪藻分析、有孔虫分析、粒度分析、テフラ同定、放射性炭素年代測定などを行います。そのために必要な試料をボーリングコアから採取し、各分析に供します。

平野部における複数ボーリングの実施により、旧海岸線の復元やその変遷あるいは古環境変遷史を解明し、遺跡の立地条件などについて検討できます。

 

●調査に先立って

調査地の選定が重要です。現地形の観察、既存のボーリングデータの精査など予備的な調査を通して、ボーリング調査で最大の成果を得られる地点を選定する必要があります。

 

 

写真1 写真2 写真3
写真4 写真5 写真6

写真1 ボーリング装置
写真2 電動ドロップヒーターによる打ち込み
写真3 電動ドロップヒーターのコントローラー
写真4 引き抜き用油圧ジャッキ
写真5 油圧ジャッキモーター
写真6 採取したコア(長さは1m/本、重量は2kg/本)