業務案内

生業に関わる方法

炭素窒素安定同位体測定

■概要

人骨あるいは土器内面付着炭化物を対象として炭素と窒素の安定同位体比を測定し、食物資源または食物利用を推定します。

■同定方法

化学処理によって得た精製ガスを質量分析計で測定し、炭素の同位体比(13C/12C)と窒素の同位体比(15N/14N)を求めます。 これを炭素・窒素安定同位体分布図と照合します。

■試料

人骨(歯を含む)、土器内面付着炭化物

■必要試料量

土器付着炭化物:0.1g程度(土など汚れを除く乾燥重量)

人骨:1~3g(土など汚れを除く乾燥重量)

■破壊の有無

破壊